第14話
しばらく荷解きに没頭し、気づけば夕方になっていた。
お世話になっているからせめて夕飯ぐらいは作った方がいいよね!
部屋から出るとリビングでパソコンを広げて何やらカチカチと仕事をしている桜井さん。
邪魔しちゃいけないかな…。
珈琲無くなりそう!用意しよう。
一歩踏み出し、キッチンに立つ。
立ったものの何処に何があるかわからない。
「久保。何してる?」
固まった私を不思議そうに見る桜井さんに思わず苦笑い。
「珈琲を入れようかと…
だけど、何処に何があるのかわからなくて。すみません」
「そりゃそうだろ」
桜井さんは立ち上がって私の横に来る。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます