第57話

「すみません。以前、一緒に暮らしていた頃には、食べ物のことなど心配していただいたことがなかったものですから」





「それは、すまんな。君に、何というか、何を話していいのかわからないものだから」




ふふっ。


イヴがまたもや笑う。

「正直ですね」



はははっ。


蓮京太郎がつられて笑う。





「ところで、話は変わるんだが。例の事だが、いよいよ動き出したようだ。君にやってもらったことが引き金になって立ち上がった人々がいるらしい」




「そうなんですか。それは、思惑どおりになりましたね」




「ああ。君のおかげだ」




「ありがとうございます。これで革命の全貌が見えてきましたね」




「ああ。この国が生まれ変わる瞬間が近いだろう」

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