第22話
「弥生さん、ちょっとチロルと遊んでて下さい。おばさん呼んできます」
私はリビングに案内され、チロルと一緒にマスターを待った。
待つ間、部屋の中を見渡すと、
吹き抜けで、リビングから2階に上がる階段があり、天井には、おしゃれなプロペラが、くるくる回っていた。
そしてキッチンは、料理人だけあって、使いやすそうで、広々とし、しかも料理をすぐ渡せるような、小さなカウンター席まであった。
家族や、仲間みんなで、パーティーを楽しめそうな、おしゃれな家だった。
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