第174話




「大丈夫よ。勉強は一通りジローの教科書でやったし、あんた、初めてのとは思えないほどできてるもの。きっと学校に入れるわ。今日は緊張しないで、深呼吸をして落ち着いて編入テストを受けるのよ。」




「うん。」




みるくは教頭職にある白髪まじりの男性に見守られながら、応接室で一人、試験を受けた。





輪廻の瑞玉によって契約がなされたとおり、みるくは高校に入れるレベルの人間の知能を手に入れていた。

試験の問題はスラスラ書けていった。





「もう終わったのかい?速いね。」

教頭も驚いたようだった。



みるくは笑顔で応えた。

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