第155話

「この鎖の重いやつ外して。」



みるくは真面目に答えた。



すると、アイジはみるくの期待外れの反応にコケたものの、案外あっさりみるくの手の拘束具を外した。



「おいでよ。」



アイジはみるくの手をとりベッドから降ろすと、部屋の大きな姿見の前に立たせた。



その姿見に映るみるくとアイジの並んだ姿は、

まるでこの洋風の部屋に合わせて飾られた肖像画のようだった。



「僕達、似合いのカップルだと思うんだ。」



アイジはうっとりとして鏡の中のみるくに話し掛けた。



「みるくさんの彼氏は、僕が一番いいと思う。」

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