第153話
みるくは
異様な静けさの中、ゆっくり瞼を開けた。
涼やかな風を感じ、顔を向けると、
開け放たれた窓辺の日だまりで白いレースのカーテンがゆらゆらと踊っている。
風の音…。
木葉がざわざわしてる。
穏やかな場所。
だけど、こんなに静かな空気は初めてだ。
体が重い。
体をゆっくり起こすと、
驚くことに、みるくの手足には鉄の鎖が付けられていた。
手首と足首に装着された拘束具。鎖の先には、丸い形の重りが、みるくの身動きをとれなくさせていた。
「ここは何処なの?」
クラシカルなキングサイズのベッドに寝かされて、
眠り姫はぽつんっとつぶやいた。
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