第141話

ナツキとみるくの二人が風呂場から出ると、そこには不機嫌そうにジローが体育座りをして、じっと二人を見ていた。



「何よジロー?」



ジローはナツキの手に引かれたみるくをみつめて、

「みるく、お前大丈夫だった?」



ナツキは首を傾げた。



「うちが何かしたとでも言うの?」



「だってお前レズじゃん!それに…」



「レズはもういいでしょうが。」


ジローはため息を吐きながら、

「なぁみるく、大丈夫かよ。」



みるくは、自分がナツキに何をされたのかもわからず、ジローの問い掛けに一先ず頷いた。



「大丈夫。ナツキちゃんに丁寧にお風呂に入れて貰ったよ。」



ジローは眉間に皴を寄せた。



「ナツキ、みるくの着てるこの服、昨日ナツキがみるくに買った服なわけ?」



ジローが困り、呆れ果てる視線の先には、

ふりふりブリブリのマリー・アントワネットか?ってくらいゴージャスなロリータ服に着替えたみるくがいた。



「どう?最高に可愛いでしょ?」



得意そうなナツキに、

ジローはうーんっと唸って、

「これ着て街行くわけ?」

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