第128話

「苦しい。あんにゃろー今度会ったらブッ殺す。てか、マジで苦しい。これ夢じゃなかったのかよ。」





苦しい・・・





息ができねぇよ・・・






マジで死にそう・・・





てか、なんか重みを感じるんだけど?






重い・・・





苦しい・・・





重い・・・






重い!?



「って、みるくか!?」




まぶたを開けると、

目の前にはド迫力の巨乳がドーンっとジローの顔の上に乗っかっていたのだった。





「ジローくんおはよ。」


みるくは満面の笑みを浮かべていた。




「てめぇ、人を殺す気か!?」





「え?何で?」




「苦しかったぞ今。」




「ごめんね。ジローくんのこと、なんか抱きしめたくなっちゃったんだ。」




…つまり、寝込みを襲われてたわけだ。

「ヒトの気持ちになれよ…苦しいっつーの。」




ジローは寝ぼけ眼をこすりながら、

みるくの胸に手を宛てた。




「今日は乳腫れてねぇの?」



「うん。もう朝一で搾ってきた。」



みるくは自分から絞り出た牛乳の入ったコップを差し出した。

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