第127話
「これから出逢うってどういうことだよ?」
『そのまんまだよ。そう遠くない未来に出逢うってこと。』
「はぁ!?」
『まぁいいさ、今は信じられなくても。どうせすぐ現実になるんだから。今は夢でもね。』
アイジはそしてなぜか、(否、夢だから不可思議なのは当たり前なんだけど)
紙袋を何処からともなく取り出して、
ジローの頭にすっぽり被せた。
ジローは真っ暗闇の中で息苦しさを感じた。
『とにかくあの巨乳少女…ゴホンッ…もとい、みるくさんは、そう遠くない未来に僕の彼女になるってこと。絶対にね。』
「・・・ちょい、蔵田、苦しいんだけどこの紙袋。」
ジローを息苦しくて紙袋を取ろうとしたが、まるで張り付いてしまったかのように頭から外せない。
『そんじゃ、僕はもう行くから。あ、そうそう、僕の兄が迷惑かけたね。みるくさんに謝っといて。』
「ちょ、ちょい、蔵田、マジで苦しいんだけど。紙袋外してってくれる?」
暗闇がぐにゃぐにゃと歪みはじめた。
ヤバイ酸素不足。
「蔵田!もういねぇの?紙袋外してけ!」
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