第102話

人間の男と女が裸で抱き合っている絵が描いてあった。


何これ…と考え込むみるくに、タケルはニヤついて言った。


「オレらもしてみる?」


「え?」



みるくはキョトンとしている。


「オレのマシンガンの威力はスゴイぜ。」

タケルは懲りずにまたみるくの肩に手をまわした。



「あのね。みるく、何のことだかよくわからないの。」



「ふぅん。なら、オレが教えてあげる。」



タケルが得意げに囁く。みるくは悪寒がしてタケルから跳び除いた。



「いいよ。要らない。」


みるくは焦りながら言った。


「えっと、あのね、あの、タケルくんってバイク乗ってるでしょ?バイクに乗って、いつも何処に行くの?」



「ん?何でバイク乗ってるの知ってんの?うーん…バイクに乗って何処に行くかっていうと、色んな所としか言えないなぁ。行ける所まで行くよ。海にも行けば、山にも行くし。まぁ、全部暇つぶしだから、特に目的があってやってることじゃないけど。」



「ふぅん。そうだったんだ。」


みるくは遠い目をした。

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