第75話




みるくはナツキに連れられるままに大型のデパートへ来た。

これまた人間が沢山で、忙しそうに歩き回っている。


みるくは初めてだらけで、頭がクラクラした。



エスカレーターで上っていった三階の下着売り場で、

ナツキは店員を呼んで、みるくの胸のサイズを測ってもらった。



「これは…」



みるくのバストトップとアンダーバストの差を測り終えた店員は、思わず言葉を失った。



「申し訳ありません。お客様のサイズのブラジャーは、当店では取り扱っておりません。」



「ぇえ!?いったい何カップだったの?」



「Hカップです。」



「H!!うっそー!?マジでそんなサイズのおっぱい実在するんだ!」



ナツキは驚愕した。

みるくは何のことか判らず、首をかしげ、ナツキに聞いた。


「Hカップって?」


「あんたそれも知らないの?おっぱいにはサイズがあって、そのサイズに合うブラジャーを身につけるんだよ。」



「ふぅん。じゃあ、ナツキちゃんのは何カップ?」



ナツキはビクッとして言葉に詰まった。



「えーっと、び、Bカップかなぁ。」

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