第68話
涙が止まらない。
泣いてもどうにもならないのに。
「何?みるく。また泣いてるの?」
ごみ出しから戻ってきたナツキは膝を抱えて震えているみるくに呆れた。
みるくは呆れられて恥ずかしかったらしく、ムキになって、
「どうしても止まらないんだもん。しょうがないの!」
と、涙いっぱいの目で怒った。
ナツキは目を丸くして、
「あんた面白いコだね。泣いたり怒ったり。そういうのって百面相っていうんじゃん。」
笑顔でまた、みるくを抱きしめた。
「よしよし。家に来な。茶菓子でも出してやるから、少し、落ち着くことだ。」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます