第67話

彼女がごみ出しに向かい姿を消すと、

冷たいコンクリートの地面に座り込んだみるくの心に、安心した気持ちの隙から不意に寂しさが襲ってきた。



この場所はいったいどこなんだろう。


知らない人ばかり。


いったいこれからどうなるの?



ジローくんには、もう逢えないのかな…



ほっぺたに涙が零れ落ちていくのを感じた。



こんなに心細いと思ったのは生まれて初めてだ。



俯いて、膝に顔を埋めて自分の体を抱いた。



ナツキって言ってたあの人、いったいみるくをどうする気だろう?



綺麗な紅い色の髪の毛をしてた。



太陽と同じ色の髪の毛。

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