第22話
「どうしたらいいんだよ。もー」
ジローが眉間にシワを寄せたのを見たみるくは申し訳なさそうに、
「ごめんなさい・・・」
と、上目遣いで言った。
ジローの口元がピクッと動いた。
「違うよ。あんたのせいじゃない」
ジローはそう言いながら、女の子の綺麗な裸を見て悩ましく頭を抱えた。
(マジで誰か助けてくれよ!
ヤベーんだってマジで。
なんかムラムラするんだけど。悶々するんだけど。マジでヤベーんだけど!)
だからと言って、このコをほっとく訳にもいかんし。
ジローは覚悟したかのように、
裸の女の子の肩を力強く両手でガッシリ掴んだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます