第17話
「ジロー、
とりあえずあのお嬢さんから話を聞こうよ。にわかには信じられない話だもの。話し会うしかないわ」
「そうだなナンちゃん。あの女の子自身から聞かなきゃ、分からんからな」
二人は家へ向かう。
「ちょっと・・・お二人さん。使用料百万円は!?」
二人は坊主を無視して去った。
「チッ・・・」
一人残された坊主は舌打ちした。
「百万耳揃えてきっちり払って貰うまで、通い詰めてやっからなぁ。覚悟してろや」
柄の悪いヤクザみたいな本性を出し、
その場を後にした。
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