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「はははっ。いいじゃねぇか、‘姫’。ぴったりだぞ?姫は姫でもお前の場合、‘眠り姫’だけどなぁ?」
そんな中、ケラケラと笑いながら馬鹿にしたような声がした。
そんなこと言うやつなんて、1人しか考えられない。
案の定、未だにケラケラと笑っている戸塚洸大に冷たい視線を送った。
「あ、じゃぁ‘南里さん’でいいっすか?!」
ちょっと焦ったように言う炎雷の面子に、コクリと頷いた。
その後、‘姫’から‘南里さん’に変わり、さっきと同様にあちこちから声をかけられた。
それにいくつか答えていたら、結局そのままその場にいることとなった。
炎雷の面子は、みんな強面の不良とは思えないくらいフレンドリーだから、関係ない私も話に交ぜてくれる。
バイクとか喧嘩の話とか、私にはわからない内容が多いけど、私にも話を振ってくれたりと、‘気を使って’くれる。
私は、今更その場を立つ気にならなくて、みんなが本当に楽しそうに話すのを見ていた。
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