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「ん?どうした?」
「ううん、なんでもない」
不思議そうに見てくる戸塚洸大にそう言うと、私は鞄から靴を取り出して、上履きを靴が入っていた袋に入れて鞄にしまった。
そのまま校門に向かうと思ったが、戸塚洸大は右に曲がった。
「どこ行くの?」
「あー、俺バイクだから」
「あ、そう」
戸塚洸大に連れられて、初めて駐輪場にやってくると、手前に大量の自転車があり、その奥にバイクが何台か止まっていた。
その中でも一際大きく、存在感のあるバイク。
「…もしかして、これ?」
「おぅ!俺のマジェかっけーだろー」
「…うん」
バイクにそれほど興味がない私には、何が何だかよくわからない。
でも、黒いピカピカのバイクはかっこよく見えるし、何より、戸塚洸大がすごく嬉しそうに言うから、素直にそう答えた。
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