仲間

P.187

ブー ブー



6時間目の授業中、制服のポケットに入れた携帯電話が震えた。



それに反応して、机に突っ伏していた顔を少し上げる。




震えは、少しするとすぐにおさまった。



どうやら、メールらしい。




この時間に携帯電話が鳴るのは珍しい。



誰からかは容易に想像できるけど、何だろう?




持たされている白い携帯電話には、“桐谷耀”、“小宮雅人”、それに“戸塚洸大”が加えられたのみ。



総長様はメールは面倒らしく、ほぼ電話しかしないようだし、戸塚洸大は今私の隣で寝ている。



だとすれば、残された人物はただ一人。



机の下でこっそり携帯電話を開けば、やっぱりメールの送り主は雅人だった。



チラッと先生の方を確認するが、黒板向かって書いているところでこっちを見るそぶりはない。



そのままメールを開いた。

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