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戸塚洸大は昨日と同じように、私の隣の席にドカッと腰を下ろす。



昨日もずっとここの席に座っていたし、本当にこの席を自席にしたらしい。




……私の隣って誰だっただろ?



ほとんど寝てたから顔すら思い出せない。



たぶん男子だったとは思うけど…。



戸塚洸大、ではない男子なのは確か。




どんな人かさっぱり見当もつかないけど、無理やり席をとられたのなら、可哀想だ。



まぁ、後ろの席になれたのならラッキーと思うかもしれないけど。



ここは、前から2番目の、生徒の大半が嫌がるような、お世辞にも‘いい席'とは言えない席だから。



ま、先生が注意しないことをいいことに、私は寝てるだけだから、どこの席でも構わないんだけど。




戸塚洸大もたぶん同じ。



私がここにいるからここに来ただけではあるけれど、後ろでも前でもどこにいても結局目立ってしまうから、どこだって同じなのだろう。




そう思いながら、いつものように寝る体勢に入った、ら



「なぁなぁ」



隣から話しかけられ、またまた睡眠妨害。



無視して寝ようかと思ったけれど、昨日のようにしつこく話しかけてくるのは目に見えてるし、そのせいで目立つのも迷惑だから、仕方なく顔を向けた。



「何?」


そう冷淡に言えば、そんなことは気にせずペラペラと話しだす、戸塚洸大。



正直、内容はどうでもいいことばかり。



それに私はやっぱり寝てればよかったかもしれないと思いながらも、あまりにも楽しそうに話すから、口を挟むのもどうかと思い、相槌もそこそこに聞いていた。




上機嫌に楽しそうに話す姿は、なんとなく雅人に似ていると思った。



まぁ、雅人はここまでうるさくはないけど。

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