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「どっちでもいいけど。なんでここにいるの?」
「同じ学校だからだろ?」
「じゃなくて、教室」
「俺もこのクラスだぞ?」
「は…?」
「まぁ、あんまり来てなかったけどな。来る時は遅刻してたし」
「あー…」
そういえば、よく授業中に後ろのドアが開く音がしていた。
特に気にならず、そのまま寝てたから誰が入ってきたのかは知らなかったけど、それがこの人だったのか。
どうりで見たことないわけだ。
まぁ名前はどこかで聞いていたかもしれないけど。
「でも、席はここじゃないでしょ?」
「あー、今日からここになった」
「は?」
「席替え席替え」
「はぁー…」
「ため息つくんじゃねぇよ。幸せ逃げんぞ」
もうとっくに逃げてるよと思いながら、無視して机に突っ伏した。
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