P.165

が、



「何言ってんの?それじゃもう終わりみたいじゃん」



雅人はキョトンとした顔でそう言った。




「え?だって、もう…」


「俺らが相手してんのはあんな雑魚じゃねぇ。まだ何も解決してねぇ」



私が『終わったんじゃないの?』という前に、総長様にあっさりそう言われた。




「え…?じゃぁ…」



「今まで通り俺らと一緒にいてもらうことになるね」



私の問いに満面の笑みでそう言ったのは、雅人。




それに対し、



「‘今まで通り’じゃねぇだろ」


と、総長様。




「あ、そっか。南里ちゃんには悪いけど、やっぱり護衛をつけさせてもらうね」



雅人は少し申し訳なさそうに、でもどこか楽しそうにそう告げた。




「はい?」



これで終わりだと思っていた私は、勝手に進んでいく話しについていけず、そう聞き返した。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る