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そして、連れてこられたのは、どこかの倉庫のような場所。




表に止められている無数のバイクやガラの悪いカラフルな頭の人たちは、炎雷の溜まり場とあまり変わらない。



やっぱり彼らも暴走族なんだろうか?



だとしたら、どう見ても友好的な感じじゃないから、きっと炎雷の敵なのだろう。



これが雅人たちが危惧していたことなんだろうか。




思ったより早く終わりが来そうだ。




って、私のせいか。




本当は、もっと前からこうやって待ち構えていたのかもしれない。



でも、毎日送り迎えで、ずっと彼らといたからこういう機会がなかっただけなのかもしれない。



結局、護られていたってこと。




あー、きっと怒るだろうな。



総長様の怪訝な顔が浮かぶ。




まぁいっか。これで最後だ。




そんなことをぼんやりと考えていたら、男たちはまた強引に私を車から引きずり降ろし、奥へと連れて行った。

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