隠し事
P.83
朝、いつものように目覚まし時計の音に目を覚ますと、顔を洗い、今日も朝食はとらずに、パッパと制服に着替えた。
それから、肩よりも長いセミロングの髪を軽く整えて、準備完了。
そして、テーブルのわきに無造作に置かれた鞄を取ろうとして、不意に目に入った黒い物体に動きを止めた。
テーブルの上に置かれたそれは、よく見るとチカチカと青い光を放っている。
なんだろう?と疑問に思いながらも、私はそのままそれを制服のポケットにしまった。
ぼろアパートを出て、いつものように学校に向かって歩いていくと、コンビニの前に、見覚えのある黒いセダンが止まっているのが目に入った。
いつもなら気にせず通り過ぎるところだけれど、私はその車に足を向けた。
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