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出された以上食べないのは悪いと思い、諦めて少しずつ食べ始めた。
サラダはいろんな食感と味がする美味しいもので、さっぱりしてるし意外と食べられるかなと思ったけれど、三分の一くらい食べるとペースが落ちてきてしまった。
やっぱり最初からちゃんと自分で選べばよかった。サラダにそんなに種類があると思わず、任せた自分が悪かった。
私が半分も食べ終わらないうちに2人はすっかり食べ終わっていた。
食後の一服をし出した総長様は、私の残り具合を見て、「お前食うのおせぇな」と怪訝な顔をした。
同じように、なかなか減らない私の皿を覗いた雅人は、「南里ちゃん、おいしくない?」と聞いてきた。
「いや、そういうわけじゃなくて…もうお腹一杯で…」
私がそう言うと、総長様に「ほとんど食ってねーじゃねぇか」と余計皺を寄せられた。
それでも、もう一杯だと言うと、「だからそんなガリガリなんだ」とまた悪態をつきながらも、それ以上は何も言わなかった。
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