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それから少しして出てきたサラダは、レタスとトマトくらいのやつではなく、いろんな野菜とシーフードが入った少し豪華なものだった。



サラダしか食べない私を気遣ってくれたのかもしれない。



その気持ちは有り難いし、「サラダ」としか答えなかった私が悪いのだけど、意外とボリューミーなそれに、ちょっと食べるのをためらう。



こんなに食べられるだろうか?



最近は食欲があまりわかないため、一日一食ということも稀じゃない。



しかも、その食事も最低限の栄養が取れればいいという考えから、食事らしい食事というものではなく、いわゆる栄養補助食品ですませることも多い。



そんな食生活を送っている今、軽いサラダですら胃が受け付けない気がする。




でも、さすがに食べないのは、頼んでくれた人にも作ってくれた人にも申し訳ない。





あ、

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