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「……そんな技できるなら、今すぐここから抜け出してますけど」
「あはは、それもそうだね」
やっぱり楽しそうに笑う小宮雅人に対して、後ろからひしひしと感じる怒りのオーラ。
「上等じゃねぇか」
ドスのきいた低い声の方に顔を向ければ、口角をあげつつも、恐怖でしかないオーラを放つ桐谷耀。
それに嫌な予感しかしない。
こうならないようにしたつもりだったのに、どうしてこうなってしまったんだろうか?
途中までは上手くいっていたはずなのに、まさか同じ手で連れ去られるなんて…。
学校を出る頃はあんなに警戒していたというのに、ここへ来て、どうしてそんなに油断してしまったのか、自分でもわからない。
よく考えれば昨日と同じ場所だったというのに、警戒してなかった自分に驚きだ。
そんなことよりーー
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