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座り心地のいいシートに座り直したところで、少し落ち着いて考えてみる。
ここにいるのは、昨日…というか日付が変わっているから今日だけど、深夜のコンビニ前で会った二人に違いない。
けれど、それがわかったところで、まだ『誰』のピースがはまっただけ。頭に浮かぶのは疑問しかない。
「あの、何なんですか?というか、どこ連れていくつもりですか?」
相変わらず無愛想な銀髪男は答えてくれなそうだから、相変わらず楽しそうに笑っているキャラメルブラウンの男に話し掛けてみた。
「あー、今向かってる先は、俺らの溜まり場。変なことはしないから安心して?詳しい話は俺らの溜まり場着いてからで」
何か嬉しいことがあったのか、相変わらず楽しそうに質問に答えてくれるキャラメルブラウンの男。
大した情報は得られず、まして無理矢理連れ去られているという状況は、どう考えても安心できる状況ではない。
けれど、この状況じゃ逃げることも出来なそうだから、大人しく従うことにした。
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