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「あ、えっと、ありがとうございました。」
行儀的にもう一度お礼を言うと、
二人に会釈をして、背を向けて歩き出した。
後ろから「南里ちゃん、またね」と言う声が聞こえた気がしたが、聞こえていないフリをした。
私たちの出会いに‘また’なんてない。
きっともう会うことはないだろう――…
【Encounter】
―出会い―
それは偶然か、運命か…
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