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「南里ちゃんの家ってどこ?送っていこうか?」



「いえ、この近くなんで大丈夫です。」



そこはきっぱりと断った。




悪いというよりも、家まではさすがに知られたくないと思ったから。


おんぼろアパートだからとかではなく、それが一般的な意見だろう。



普通の女子なら、あんな思いをしたら、ひとりになりたくないと思うのかもしれないけど。



申し出自体は紳士的で、そんな面倒くさいことをしようとしてくれている優しさは感じるけれど、これ以上自分の情報を知られることも、関わりをもつことも避けたいと思った。




「そっか」



キャラメルブラウンの男は苦笑しながらも了承してくれた。




 

それに対して、始終しかめっ面な銀髪男。




何がそんなに気に食わないんだろうか?




まぁ、別にどうでもいいけど。

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