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「南里ちゃんね」と、うんうんと頷きながらどこか嬉しそうで楽しそうなキャメルブラウンの男。
銀髪の男も表情の変化はわかりにくいものの、どこか満足そうな感じ。
そんなに名前を聞き出したかったのだろうか。
さらりと流されるものだと思っていたのに、再確認されるとやっぱり言わなければよかったと後悔した。
あーもう早く帰りたい。
というか、早くここから去りたい。
もう帰ってもいいかな。
居心地の悪さに、そんなことを考えていると
「女の子がこんな時間に出歩いてちゃ危ないよ?」
またもやキャラメルブラウンの男に話し掛けられた。
「あ…はい。」
『別に大丈夫』だと答えたかったけれど、銀髪男の鋭い視線を感じ、さっきのことがあるから、ここは素直に返事をしておいた。
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