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「ん~?かわいこちゃん見つけた~」
そう軽く言う金髪チャラ男の発言に、後から来た金髪男が私を見てニヤリと笑った。
嫌な予感しかしない。
「なんだよ、自分だけ抜け駆けする気か~?俺もまぜろよ」
「え~?二人じゃ可哀想っしょ」
何やらわけのわからない話を始める二人。
予感的中。
あー、
……面倒くさい。
1人でも面倒くさいのに、もう1人増えてさらに面倒くさくなった。
1人のうちにさっさと帰ればよかった。というか近づいてきた時点で気づけばよかった。
そういう瞬発力とか危機感とかが足りないんだろうな。今だって面倒くさいとしか思わない。
こういう人たちと関わる労力、今の私にはない。
「ちょーっと、どこ行くの~?」
なんか2人で話し出してるし、今のうちにいなくなろうと思ったが、そう上手くはいかないようだ。
背を向けようとした直後、最初に話しかけてきた方の金髪チャラ男に、ガシッと腕を掴まれた。
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