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静寂に包まれる深夜2時。
ポツリポツリと、一定の間隔をあけて設置されている街灯が辺りを照らすが、そこから離れれば、また真っ黒な闇に包まれる。
星さえ出ていない真っ暗な世界。
それに恐怖心は微塵もない。
私の心と同じ、真っ黒な世界。
それなら、いっそのことこのまま闇に紛れて消えてしまえばいいのに、と心の中で呟いた。
先は見えない。この道も私の道も。進みたい道もない。
この場所にいたくない。でも、どこにも進めない。行きたいところなんてない。
彷徨い続け、結局同じ日々を繰り返すだけ。
毎日毎日同じことを考えて、何もできずに振り出しに戻る。
つまらない人生だ。この先に何が待ってるというのだろう。
早く終わればいいのに。
早く終わってくれないかな。
どうやったら終われるのかな。
答えの出ない問いを繰り返す。
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