第35話

捜査の結果君のお母さんは見つかった。その結果を喜んだ彼。

実は君のお母さんは君の父に君のことを生むことを許してもらえず、認知もしてもらえなかったらしい。でもお母さんは君がおなかにいることがうれしかった。それで君のお母さんはこの子を産んで育てたいと思ってたらしくてね。出ていく決意をしてたそうだ。

その時だった。君が生まれたのは。生後六か月まで君は育ててくれたそうだ。だけど君のお父さんに見つかってどうして子供が生まれてる。その赤ん坊を殺してやるといったそうだ。それで君を守ろうとして赤ちゃんポストに預けたらしい。その後彼女は夫殺してしまったそうで、刑務所に6年も服役したそうで、迎えに行ってもこの子を幸せにできないと思い、君のことを探さなかったそうでね。君の血液型はお母さんと一緒なんだとさ。お母さんの名前は相原 百合子だそうだ。あの子が会いたいって思うなら住所をおしえてもいいと言ってきたんだよ。というと渚は、俺を守ろうとしてくれてたんですね。お母さんはというと雪、一緒に会いに行ってくれると言われた私。うんというと、会いに行きたい。と渚さんが伝えたら、そっか。住所はここだよといい、紙に書いてくれたものをくれた。

土井君のお父さんは、雪ちゃんは笑顔を取り戻したのは彼がいたからだと思う。君の過去は辛かったと思う。そして悲しい過去だった。雪ちゃんと出会ってくれてありがとう渚君。とお礼を言った。

お礼を言わないといけないのは僕です。土井さんのおかげで生みの母に会うことができます。それがうれしいです。ありがとうございましたとお礼を言った渚と私は事務所を出て深く頭を下げた。

彼と仕事のために事務所に向かうと二人に説明して三日から俺は留守にするが締め切り日は二日だ。それまでに仕事を終わらせましょうというと、一気に二人のアシスタントさんは仕事を始めた。

渚さんは雪ちゃん君を漫画の主人公の助け船役として入れたいんだ。というので了承した。

コーヒーを入れて配ると修さんは雪ちゃんの絵を描いてみたんだけどこんな感じでどうという修さん。修さんは絵がうまいと思った。

渚が似てる。うーんいい感じだねという。

哲さんは文章の訂正をしてる。あーでもない。こーでもないと。

渚先生、これでどうでしょというと、渚がみて、よし、これで行こうというと、出来上がった漫画をみて持田さんがOKしてくれたらいいんだけどねというと、さっそく持田さんが来て、おおー間に合ってますか。といい、出来上がったものを早速見る。

この主人公はと聞かれると雪さんがモデルですというと、OKです。

リンちゃんにしたんですね。というと渚が持田さんの恋人の名前にしました。という。じゃあ持って行ってきますねというと編集部に帰っていった。そして明後日には帰ってくるからといい、二人に伝えて私と渚は出た。

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