第26話

私はうなされたので、渚さんは雪といい起こしてくれる。

どうしたの。と渚さんに聞かれると渚さん、私、幸せなんだけど、幸せって思ったらいけない子なの。幸せと思ってるとお義父さんに乱暴される夢をみるのという私。

そっか。雪つらかったな。ごめん俺がしてしまったことでというと。

違うの、私がいけないのというと、

雪、違うよ。そんなことないよ。雪はいけない子じゃないよ。という渚さん。

私を抱きしめてくれた。

離れろっていっても離さないよ。俺は雪を全力で守るって言ってくれた。

渚さんもっと抱きしめて。愛してるっていってという私。

雪、愛してる。どこにも行かさないという渚さん。

そして抱きしめられたまま寝てしまった。

朝目を覚ましたら抱きしめられていたことにびっくりした。

そして、雪、どこにもいくな、愛してるって寝言が聞こえた。

渚、どこにもいかないよ。私も愛してるよと言った。

そして起きると、お泊りしてた私は渚の朝ごはんを作った。

渚さんも起きて、うまそうな匂いにつられてきたと言ってきた。

上半身裸の彼に、私は真っ赤になると、雪ちゃんどうしたのと聞かれたので、渚さん服着てくださいと頼んだ。

あっそうかというと、なんだよ。昨日はもっと恥ずかしい事したのにと言われてしまうけど、渚さんは上を着てくれた。

雪って呼び捨てでいいかなという渚さん。

はいという私に、渚さんも渚でいいよというから。遠慮なく渚って呼んだ。できたよ朝ごはん。というといただきますというとがっつく。うまい。雪、味噌汁最高だよという渚。

そして私は家に帰るねというと、ちょっと送るという渚。

私は家に戻ったのだった。

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