第25話
おばあちゃん所から帰ってきた。
渚さんの所に会いに行きたかったのでお父さんに今日泊まるかもといって車で下してもらった私。玄関でチャイムを鳴らすと渚さんがドアを開けてくれた。
雪ちゃん、来てくれたのというと中に通された私。
迷惑じゃないというと、全然という渚さん。
渚さんの家とご近所だったことを話した。
父から電話で聞いたよ。という渚さん。
僕もびっくりしたんだけどね。本当に。という。
渚さんが抱きしめてくれた。
そして押し倒してきた。えっと思ったけど
雪ちゃん、好きだよと言われてびっくりする。
上半身裸になってた渚さん。
怖い雪ちゃん。と聞かれたので首を横に振る。
震えてるよという渚さん。
渚さん、雪はみにくいよというと、そんなことないよ。雪ちゃんはきれいだよと言ってくれる。
自分で脱ぐよという私。
うんわかったという渚さん。
脱いでたら後ろから抱きしめられた。
雪ちゃん、これって煙草でやられたんだねという渚さん。
こくりとうなずくと痛かったねと悲しい顔をした渚さん。
後ろから突然、なんで君はこんなに優しいんだよといって抱きしめてくれた。
渚さん、私もう痛くないよ。渚さん。こんな醜い体でごめんね。だけどこんな私でいいのだったら抱いてよという私。
いいのと聞いてくるので、私、渚さんに抱いてもらえたら好きになれると思うのだからお願い。という。
渚さんは激しく私を抱きしめた。そして渚さんと呼ぶと雪好きだよ。といい、身体に優しいキスをしてくれた。
私はこの日初めて好きな人に抱かれたのだった。
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