第24話

雪、太陽よく来たねというおばちゃん。

はいというと、おばあちゃんが出てきて、おばあちゃんは私に土下座をして雪、すまなかった。おばあちゃんが佳代子の育て方を間違えてたみたいだねというとびっくりした。

なんでおばあちゃんは知ってるのと思ったが、突然、隣の人が来て、雪ちゃんだねというと、私は大友渚の父です。君のことは渚から聞いたんだよ。という。渚さんのお父さまですか。と聞いた私はびっくりした。それと太陽、お前にもつらい思いをさせたみたいですまないと謝ったので、おばあちゃん、僕は父と暮らすことを判断したことを後悔していません。それに雪にした母たちの行為を許すことはできませんが、おばあちゃんに会いたかっただけです。そんな謝るなんてやめてくださいというと、おばあちゃん、おばあちゃんに会いたかっただけだよ。謝らなくていいよという私。

私が育ててたらって思うのよ。でも、あの子がそれだけは許されなかったんだ。許しておくれというおばあちゃん。

おばあちゃんに雪、かわいそうにというとおばあちゃんは私を抱きしめてくれた。今、雪は幸せかいというとうなづく。そうかいというと少し落ち着いたおばあちゃん。

すると渚さんのお父さんは、雪ちゃん、おばあちゃんは会いたかったけど会わせてくれなかったみたいでね。つらかったみたいだよという。なんで知ったんですか。と聞いたら、高校時代の友達の名前を聞いて、太陽君だったのと妹さんの名前が雪ちゃんだったから。びっくりしたんだ。お孫さんと会えなかったというお祖母ちゃんがね。孫の名前を前々から話してたからね。というそんで渚に連絡とって聞いたんだよ。というと、昨日の夜何も聞かされてなかったんですがというと、それ知ったの朝だからね。うちに電話してきて渚と話してる時にわかったからね。それにその後おばあちゃんに説明しておいたんだ。というと、あんまりいうことではないと思ったけどさ。おばあちゃんも気づいてたみたいでね。という。

おばあちゃんはいつから気づいてたのと聞いてみたら、何年か前に会いに行こうとしてね。会わせてもらえなかったんだよ。そしたら公園で遊んでた雪をみたんだよ。その時、公園おじいちゃんに両親にこんなことされたと話してなかったかい。という。そうかその時に。おばあちゃん、ごめんなさいというと、なんで謝るんだいと聞かれたので。だってお母さんはおばあちゃんの娘だよね。それなのに私がいけない子だったからというと、あんたはいけない子じゃないよ。あんたは優しい子だね。本当に変わってないねというおばあちゃん。えっと声をあげると、あんたは覚えてないだろうけど、昔ね。ブランコしてた時に話をしたことあるんだよ。あんたとね。そん時にあんた張り切って漕いでくれて私が目をまわしたことがあってその時もあんたはおばあちゃん大丈夫といってくれて飴をくれたのを覚えてるよという。

おばあちゃんあんたと会えてよかったよ。ありがとうね。というと太陽兄ちゃんにも、太陽にも会いたかったよ。これを機にまたいつでも会いにおいでという。うんまた会いに来るよ。雪と一緒にというと、そりゃいいね。それと渚もつれておいでと言ってくれた。

そして帰るときに父が来たので、おばあちゃんは父に、雪と太陽の事よろしくお願いしますと言われて、父ははいというとおばあちゃんは嬉しそうに笑った。

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