第18話

ここが俺の事務所だよというのでびっくりした。

おはようございますというと2人のアシスタントが絵に色付けをしていた。修と哲挨拶してという。

岡崎修と言った男性は真面目そうな人だって印象。

波野哲也といった男性は長髪で少しワイルドな感じ。

南東風というのはチーム名なんだよと渚さんがいう。

その時だった。担当の編集部の持田さんが「渚先生、締め切りまじかですよ。まだできてないんですか。また持ってきますか。という声が響く。

あはは、今回はちゃんとあるよ。前回は僕のミスでごめんというと原稿を渡した。

すると哲也さんが持田さんそんなにいうことないじゃん

あんたは修が寝不足でやってることを知らないじゃんとかばう。

いえいえ僕は大丈夫ですからといってる修さん。

持田さん、こいつらの気持ちもわかってやってくださいよといい渚さんが止める。

今度の締め切り日は2週間後ですよ。と伝えて出て行った。

持田さんは厳しいからなという渚さん。

俺たちの漫画は誰が抜けても困るんだよね。という渚さん。

雪ちゃん、ごめん。見苦しい事を見せちゃったね。というと私は横に首を振る。

来週からバイトに来てもらうことになった武井雪ちゃんだよ。という渚さん。仕事は僕らのコーヒー係とちょっとアシストをお願いしようと思ってるんだよね。というと、修さんは絵の色付けを見せてくれた。哲也さんはおかしくないか、文章に誤りがないかを確認していく。すごいという私に修さんが雪さんやってみないといい体験させてもらえる。地道にゆっくりと筆を走らせていると、すごいねといい、渚さんがすごい集中力だねといいほめてくれた。

これだったらはかどるかもしれないといい喜んでいる3人であった。

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