第52話

おはようというと弘紀が起きた。幸。朝かあという弘紀。今日はちょっとおかしいんだ。弘紀の様子がなんかおかしい。起きようとした弘が顔をゆがめた。調子が悪そうだ。おでこに手を当てると、弘紀。熱があるよ。それで学校行くつもりなのというと、ダメだって寝てて。休めるかどうか聞くからという僕。僕だけタクシーで行くというと、幸人も休めねえの。と聞く。それは僕無理だよというと、行ってきますというと学校に行く。すると生徒たちにおはようというとあれ福井さんはというのだ。福井さん体調が悪いらしくて熱が出て今日、お母さんと病院に行くように言ったからというと、幸は大丈夫と聞かれて、僕は意外と強いから大丈夫だよというと、ああー授業は副担とかよ。とかいう。そうだった。井手先生に頼まなきゃと思う。するとあんたの補助はする気ないというと、玉ちゃんが井手先生というと、そんなにいやなら今日は私がしますよという。玉ちゃんは生徒にも人気もあるがいいんですか。というとその変わり私のクラスの授業をよろしくお願いします。ですがくれぐれも副担の乙名先生を怒らさないようにしてくださいね。彼は怒らすとすごいですよというと、行きましょうかという。授業を始めると僕らのクラスがうるさいというぐらいの悲鳴が聞こえた。他のクラスもおかしいと思い覗きに言ったら、玉ちゃんのクラスで乙名先生がかなり怒鳴っていた。もういやだ。という生徒。井手先生が勝手に進めていたのだ。乙名先生がちょっと勝手に進めないでください。彼らのペースを考えてというが、すると僕が彼女にアドバイスをした。授業内容はすごく面白いのにな。結構先生って書くのも速いんだね。負けず嫌いなのはわかるけど生徒は受けたくはないと言ってるわけではないよ。少しゆっくりしてほしいとお願いした。すると彼女はゆっくり進めてくれた。僕は結構彼女の授業の内容は教科書とは違い面白く興味をもった。僕は生徒に自習ということを伝えて井手先生の授業を見学したのだった。

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