第51話

幸人先生とせっかく仲良くなったのに、違う学校に行くのか。と思ってると幸人先生が来てこういってくれた。正人僕の家で中学校間だけ生活するというのだ。後半年あるけど、僕の家でしてもかまわないよと言われても俺はもう決心していた。俺、ばあちゃんと暮らします。転校します。夏休みとかこっちに来て泊まってもいいですか。玉先生も奥さんもいい人だし、俺も玉先生に会いたいと思ってるから。それに藤井さんたちにも会いたいしというと、休みの時だけこっちに来るのか。それもいいかもしれないなと弘さんがいってくれた。そしておばあちゃんに話すと、そうかい。それでいいのかいと言ってくれた。

そして僕は弘に正人を今から玉ちゃんの所におばあちゃんと一緒にあいさつに連れて行ってきてというと弘は連れて行ってくれた。その間に僕は片づけをしていた。弘だけが帰ってきていた。今日はおばあちゃんと家に帰るってよ。あいつ玉にもあいさつをしてたよ。なんか成長したなと言ってたよ。幸、あいつに俺の話したのかと聞かれたので、ああーあの事、言っちゃいけなかったのというと、いや別に構わねえよ。本当の事だしな。という弘。噂をすれば電話がなった。あの女の電話で弘は嫌がってるような感じだった。弘紀、しつこいなというと僕の言う先を聞かずに口を塞がれた。深いキスだった。正直俺は幸人じゃないと無理という弘紀。もし幸人に危険なことがあっても俺はちゃんと守るからなというと、俺はこいつとは何でもねえし、親も付き合いたくないならいいとは言うが、俺のじいちゃんが許してくれないんだよな。幸人にあのじじいはあわせたくねえよという。僕がどうしてと聞くと、幸人がひどい目に合うからというのだ。弘紀、僕が邪魔なのかなというと、いやそんなことねえ。ただお前が俺の弱点ってのかなというと、弘紀。大丈夫だよ。俺今なら弘紀とというと、俺が無理だっての。お前は俺のそばにいさせるという弘紀は僕の顔を見て心配してもらえてるのお前だけだ。安心していいぞ。俺はお前を離したくねえ。お前を死んでも離さねえからというのだ。僕もだよというと弘紀とずっとそばにいられたら俺は幸せなんだと思った。

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