第49話
次の日、俺に罰としておばあちゃんの好きなのを買いに行くというと、弘紀さんと幸人さんは別行動みたいだ。俺は幸人さんと一緒に行動して、弘紀さんは車でお出かけするみたいだ。俺と幸人さんと出かける際には幸と呼ぶと、なんだと思ったが、くそというと、幸人さんは、ふふふ弘紀、仕方ないじゃん。まあまあとなだめると後の事は弘頼んだよ。安全運転して行ってきてねというと、幸人さんにキスをした。そしてこのぐらいの報酬はもらわねえとなというと、さっそく車で出かけて行った。おばあちゃん、なにが好きと聞かれてばあちゃんはさ。男前が好きだよというと、ならよかったといい、なんか謎めいたことを言った幸人先生。なら買えるもので好きなものはと聞かれた俺はばあちゃんの好きなものを言った。そうばあちゃんはバームクーヘンが好きだ。あんまり甘くないものがいいというと、先生がそれを買う。俺は先生にお金を出させてしまったので、すみませんと謝ると、いいの。気にしないでというのだ。先生ってそういえば新婚だけどと思うが、先生ってと訪ねることにした。一番聞きたい質問だった。先生って福井さんと新婚なんでしょ。式はというとまだあげてないよ。だけど日がまだ決まらないだけで、式場と式のプランは決めてあるよ。籍はうつしたんだ。弘紀の誕生日にねというのだ。先生の誕生日には結納っていう儀式をしたけどね。というのだ。僕のせいとかと思ったので、先生に謝ると、いや違うよ。僕準備とかを念入りにしたいだけだし、なんで君が悪くなるの。違うんだってというと、先生の理由を知った時、俺は切なくなってしまった。
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