第48話
幸は聞いてよかったというと、本当に心配したんだからというのだ。でも弘はおじいちゃんをどうして助けたのと聞いてきた。
おじいいちゃんは道がわからなくなってしまったみたいで、困ってたんだ。案の定俺がじいちゃんに声を掛けたら迷子のようにいうもんでさ。警察署に身元を預けようと思っておんぶしていったら、おじいちゃんが若者ありがとうといった時に、警察に入ってきた生徒見かけたから警察と一緒に帰ってきたわけよ。というのだ。そうなんだね。
正人君、君のやったことはどんな理由があれ、犯罪だよ。明日はちょっと罰だよというと、はい反省しますというと、正人君はえらいねというのだ。そして正人が寝たのを確認して、幸人を部屋に誘い、幸人、好きだというと抱いて寝たのだった。弘紀俺も愛してるよというと幸人は俺と寝るのだった。夜中に正人の様子を見に行くと正人はなんか片隅にいて、どうしたんだろうと思った。すると幸も目が覚めたらしくて、正人君、多分実の親に邪魔扱いされてる。だからあーやって隅にいる癖がついてるんだろうねという幸人。なあこのことおばあちゃんに話すのかというと、うーんそうだね。話したほうがいいとは思うけど、彼の面倒を見れる人だったらいいんだけどねという。
ちょっと正人君に声かけしてくるよというと、正人君。そんなとこにいないでここで寝ていいんだよというと、先生。ごめんなさいというが、正人君は悪くないよ。だからここで寝て。俺が心配なんだよ。というと、俺が布団をかけてやると、昔俺ばあちゃんの家でこんな感じだった。ばあちゃんは俺の話をよく聞いてくれて、俺ばあちゃんが好きなんだ。というから、こいつの話を聞いてやってる。そうしてるうちにこいつは眠くなったみたいだ。やっと寝てくれたね。正人君ってかわいいという幸人。
俺はというと弘、もう。というと、弘が一番かわいいよという幸人。俺は幸人がやっぱり一番だと思った。
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