第47話
しばらくぶりにばあちゃんの声を聞いた俺はばあちゃんのいつでも待ってるからという言葉を聞いた時一気にたまってたものが出た。そして幸さんに抱き着いてしまった。さっきのすき焼きの匂いがして安心した俺はしばらくこのままいた。そして、頭をあげたとき、先生は優しい顔をして僕に行ってくれた。おばあちゃんと暮らそうかと。そして頷いた僕は学校の事やこれからどうすることがいいかなどを話した。おばあちゃんの家はこの街とはちがって山の中にある。ここからだとバスで八時間だ。先生は明日にでももう一回おばあちゃんと話をしてくれるそうだ。すると僕を抱きしめていた暖かい手が藤井さんによって振りほどかれていた。そして幸先生に藤井さんは幸。俺は我慢してるんだぜ。俺にも愛情クレと言われると先生は困ってきょとんとしていたので、じゃあこれでいいといってキスをしていた。男同士なのにって思ったけど、この人たちは同性愛者で二人とも中性的な顔をしてるので、気にならない。すると、幸先生が弘、正人君みてるからというと、俺はぶんぶんと振った。だとよというと、幸先生が弘紀といい論す。弘紀、馬鹿なの。大体君はなんで警察に行ったのと聞かれていた。するとどうでもいいじゃないかという弘紀さんに、幸先生が静かな声でかえす。弘紀、ふーんそんなこと言ってもいいんだ。また反省してなかったんだねというのだ。すると、俺は弘さん、おじいちゃんをおんぶして警察に入ってきたけどというのだ。俺は悪いことをして警察にいったんじゃねえよというと、本当にというので、うんうんという俺だった。
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