第32話
あいつは俺の仕事が嫌いでな。特にパラリンピックは長期滞在になってしまうだろう。あいつと遊ぶことが出来ないことでグレてな。でもお前との出会いで一日でここまで変わるとは思わなかった。大友お前に礼をいうよ。といった。
ヤスさん、俺、ここの福井さんと結婚しますというと、ふーん男同士でな。というと、俺、大友に話が出来てよかったなと思うぞ。俺な今は男なんだが実は女だったんだぞ。昴は妻の連れ子だが出会ったころからヤスとか呼んでくれてなというヤスさん。
そうなんですか。というと、俺はお前らの事を理解してるから応援するが、同性愛は世間的な偏見も多い。つぶされるなよというヤスさん。はいといったら、じゃあなと別れた。そんなヤスさんと別れて教室に行くと、おはようといい入った僕に一番に相談に乗ってほしいという荻野カナという生徒。僕は個別のほうがいいと思い、相談室に連れて行った。僕と二人になった時、カナはもう泣きそうになっていたのだった。
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