第23話
南にあの二人面白かったわ。特に弘君の幸君に対するいいもんが見れたと笑ってる貢。私もあの二人は合宿の時から特別なんだなと思っていた。あの近藤さんを顔がきつね顔だからとキツネと呼ぶ幸。それを横から笑ってる弘。思えばあの二人は以前からお互いが好きでひかれあってたかもしれない。
そんな近藤さんも籍をいれたらしいし、近藤さんは子どものお父さんになった。私たち夫婦も子を作ることが出来たら作りたい。だけど、貢の虚弱体質や私の障がいを踏まえて作ることと育てることの不安がある。牧野夫婦も子供が出来ないといったな。世の中には子どもが欲しいと思ってもできない人もいれば、出来ても虐待して殺してしまう親もいる。貢にも子供作りたいといって困らせたこともあるけど、貢は南には痛い思いをしてほしくないといい、不妊治療は受けないことにした。私は貢に、もし里親になれることがあったらその子を引き取ろうというと、うん。それはいいかもしれないねといい、里親になれるようにと、児童相談所を訪れ手続きをした。養子縁組を望んでいるのであればその子に手を差し伸べようと思った私たち。
私の夫は世界一かっこいいのと優しい私を笑顔にしてくれる旦那。
毎日そんな旦那の体調を気遣う私。そんな私にいつも配慮を忘れない。僕のきれいな奥さん、いつもきれいでいてくれてありがとうという。そんな夫と入れて幸せな南なのでした。
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