タツキの誕生日の夜

第55話

SIDEツバキ

「ツバキお帰りなさい。」俺が帰ると出迎えてくれるタツキ。ああーただいまというとタツキに服をプレゼントする。それは緑のフリフリのワンピースだった。「お前に似合うとおもってな」という俺。

「ツバキこれ私に」というタツキに涙がこぼれる。

気に入らなかったのかと思う俺だったが、次の瞬間、タツキに「ありがとう」と飛びつかれ抱きしめられた。

さっそく袖を通すとぴったりでよく似合う。

ああーかわいいなと思う俺。

マサキは何やらにやにやし「兄貴よかったな」という。

アスナロは「ツバキ様苦労されたみたいですよ」とマサキの耳元でこそこそいうが、タツキは気づいてない。

「兄貴らしいよ」というとアスナロと一緒に部屋を出ていく。

タツキと二人きりになり、タツキからカナコの事を報告してくる。このクローバーのしおりはタツキの一生の宝物になるなと思う俺。

「私の誕生日だから私をツバキでいっぱいにして」と言ってくると、俺はベットにタツキを運んでキスをしてタツキを抱き行為をする。

「愛してる、ツバキ」と言われ俺も愛してるといってやる。

そして行為が終わると、タツキを抱きしめて一緒に寝るのだった。

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