十二章
柾の誕生日
第56話
梅雨も本格的に入り雨が降り続いてる。ある日の晴れ渡る空。今日はマサキさんの誕生日だ。
「タツキと出かけるのか」というツバキ
「俺、今日非番だしこれから俺デートなんだよ、タツキちゃんは楓が連れてこいっていわれたから連れていく」というマサキ
「私お邪魔じゃない」って聞くとマサキは笑って「全然だよ。それに梓もいるし」という。
「では、兄貴行ってくるな」というと、ツバキが私を引っ張る。次の瞬間、キスをされた。「行ってくるね」というとツバキは寂しそうに見送る。
「兄貴、弟の前で平気でするんだから」って真っ赤に顔をしてる。
「マサキさんごめんなさい」というと、「いいんだよ。兄貴はやっぱり樹ちゃんが好きなんだから」という。
カエデさんとアズサさんが来ると「さあ行こうか」とカエデさんをエスコートしてるマサキ。
「アズサはタツキさんと」というと腕を組まれた。
アズサさんは猫みたいな人。
アズサさんってどんな人が好きなのって聞くと、タイプはというと、「アズサはアスナロがタイプなのね」というカエデさん。
「アズサちゃん、あいつ好きなの」というマサキさん
「うーんすごく運動神経いいし、まじめだし」というアズサさん。こんなにかわいいんだなんて。
そうしてるうちにお店についた。その時だった。おかまみたいな人が現れた。
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