家に帰ると
第44話
SIDE ツバキ
タツキが帰ってきた、マサキと一緒に。
おかえりというと。
「ただいま」と返す。
俺はタツキと部屋に入った途端鍵を閉めてタツキにお前何してたと迫る俺。
「えっちょっとカエデとマサキとお茶してただけだよ」そういうタツキは何か隠してる。
俺はタツキを部屋に追い詰めて扉を閉め、タツキをベットに投げ、欲望のまま抱いた。
「あーちょっと待って、怖いよ」というタツキ。おびえてしまってると思った俺は「俺は、お前を独り占めしたいんだよ。俺はそのぐらいお前の事を愛してるんだ」という。そして俺に箱を差し出して、「ゴメンねツバキわかってるんだけどね。今日は誕生日だよね。だからプレゼント買いに行ってたんだよ。これ誕生日プレゼントだよ。おめでとう」という。
俺の名前は、お母さんとお父さんが木に関する名前だったことからと、俺が生まれたときにツバキがきれいに咲いたことから椿(ツバキ)と名付けられた。俺はツバキという名前がすごく気に入ってる。だけど小さいころ女かと言われたこともあるが、俺は男だ。気にしていない。誕生日ってことを知ったタツキがお茶を口実に誕生日プレゼントを買いに行ったというのか。
「中見ていいか」という俺。その中には木の柄のネクタイが入っていた。「タツキ、ありがとう」と言ってさっそくネクタイをタツキに結んでもらう。
「ツバキ、似合う」というタツキは、見て真っ赤になる。
そして俺はこのネクタイ一旦外すと大切にタンスにしまう。
俺もお前に見せたいものがあるとタツキにいい、俺の上半身、裸になり、そして背を向けた。
「ツバキの花」とタツキはいう。
「これを見せるのは身内以外の女はお前が初めてだ」と告げると「私はツバキの特別なんだね」という。
「ああーそうだ」といってやると、俺をタツキが背中から抱きしめてきた。
あー幸せだ。俺はこうしてるのがすごく安心する。
ベットの上でタツキの今日の出来事を聞いてやる。そして俺たちは身体を重ねて抱き合う。こうして、安心するように眠っていく俺はタツキが寝たのを確認すると俺も眠くなってきたのでいつの間にか寝てしまった。
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