お仕置き一日目

第36話

このお仕置きはと一瞬思ったが、私にとっては自由に食事をとることはできないし、トイレも行くことが出来ないので、結構つらい。「タツキのそばには俺がいるってことを認識させるためのお仕置きな」といわれた。

そっかツバキは私の世話もしたいって思ってるんだね。

お腹がぐうとなった。「誰だ、お前かタツキ」

恥ずかしいと思うけど、「お腹空いた」というとツバキが食事をさせてくれる。もちろん手は縛られてるから自分から食べることはできないけど、素直にあーんと口に入れられる。

すると「なんかお前わがままいわねえな」と言われる。

わがままは困らせてはいけないと思って言わないようにしてるだけだよ。

ツバキは「少しはわがまま言えよ」と言ってくるので少しいってみることにした。「いちご食べたい」と言ってみた。

「いちごかあ」といい、イチゴを買ってくるようにマサキさんにいう。すると、マサキさんは「おおー初めてのわがままですか、いいんですか買ってきても」とツバキに聞くと、「タツキに少しわがままを言わせてやるってことがお仕置きの一環だからな」というとマサキさんが微笑みながら「では買いに行ってきます」といい買いに出かける。

「いちごを買ってまいりました」と言ってツバキに渡すマサキ。

私はそのいちごを食べさせてもらう。

お腹いっぱいになった。

トイレはさすがに恥ずかしいので手と足をほどいてもらいお姫様抱っこをされトイレのある所まで連れていかれ、ここから自分でいけといわれ一人で行く。そしてまた終わるとお姫様抱っこをされて戻ってくるとベットに再び縛られる。

そして夜、「おやすみなさい」といい、寝ようとする。その時。「タツキ、抱いてもいいか」とツバキ

手は外してもらい、私はツバキを抱きしめて一緒になる。

「タツキ愛してる」というツバキ。そして、彼は私を抱き、引き寄せる。「恐い夢見ないといいな」といい、彼はキスをしてきた。そして私はいつの間にか寝てしまった。

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