悪魔

第30話

母が私をリツという男に会わせる。

母の要求通り男は金を払い、母から「じゃあね」と言われる。

男は私に自分の名前をいうと、ベットに乱暴に投げられた。そして、手と足を縛る。これでどんなことをされようとにげれないぞ。泣き喚いたって無駄だ。というと行為に及んでくる。この行為、気持ち悪いと思ったが言えるわけない。「早く終わって」と心の中で叫んでた。

すると、その時だった。

ドンバンと、ドアを破って男たちが出てきた。

「貴様ら、なんだ」というリツ。

その中にはツバキがいた。

「おい、タツキ助けを求めなかったのはどうしてだ」という彼の怒りが私の耳に届く。

「まあまあ。兄貴、俺が言った通りだったね。こいつらは本当の悪魔だよ。俺は許すこともできないよ」とマサキ。

「タツキは私の約束を守ったのにも関わらず、カナコに会ってしまったんですよ。私もタツキにもう少し人に相談することを覚えてもらいたかったんですがね」とカシ。

そして、男の動きをカシが止めると、私をツバキはベットから引き離して、「話とお前のお仕置きは後でな」と言われて、お姫様抱っこをされて「この男は私で十分です。マサキとツバキはタツキと早く行ってください」という。

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