悪夢の中に自分で行く
第29話
私は、実は母に昼間に会った。あったというか、あってしまった。私を守るものがいないと確認した母は、
「あら、聞いてもらうわよ。タツキ私はあなたが子供の時邪魔だった。でもね、リツがあなたを売るってことで私は一生暮らしていけるお金が入るの。だからリツに売ることにした。ここの華麗組にいたってあなたは捨てられるの。だから体を売りなさい。そしてその後の面倒は見ないから、あなたは何をしようが自由よ。ふふふ。でも売られるからには、毎日男と抱かれるわけだから、処女は捨てたほうがいいと思うわ。だからあなたが初めては好きな男とさせてあげるわ。それが済んだら何も言わずに外に出てきなさい。いいわね。」
そういうと、母は笑いながら、私の前から姿を消した。
行為が終わった後、私は寝てるツバキにゴメンねさようならといい、クマを置き出て行った。
そして、母の言う通り白いワンボックスカーに乗る。そしてリツという男の家についた。
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